2012年05月01日 01:21
野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁が2月25日、秘密裏に会談したという情報が流れた。両者とも否定しているが、何人もの証言によって会談はあったものと思われる。
政府は3月19日に「雇用戦略対話」を開き、大学および専門学校を卒業・中退した後に正社員などの安定した仕事に就いている人の割合は48%にとどまるという推計をまとめた。
野田政権の税と社会保障の一体改革への取り組みは、どうも怪しく思われる。消費税を10%に引き上げて一体改革を行うと言っているが、新聞を読むと、消費税増税も行うが社会保障も強化すると言っているように見えるからだ。
東芝が経営破綻したエルピーダメモリの支援を巡り揺れている。DRAM事業は欲しいが、丸ごと抱え込むのはリスクが大きい。日韓連合という新たな戦略は、悩む東芝を救う一手になるか。
年金資産約2000億円の大半を消失させたAIJ投資顧問。言葉巧みに資金を集めたが、「超高利回り」には疑問の声も。運用成績向上を求められる厚年基金の苦境につけ込んだ。
私がウォレス氏と“真剣勝負”をしたのは1987年夏のことだった。来日したウォレス氏から日本経済についてインタビューを受けたのである。ウォレス氏はインタビューの中で、当時の日米貿易摩擦問題について「日本はずるい」「日本のやり方は不公平だ」と…
70〜74歳の医療費の窓口負担について、1割負担で据え置かれている現状を改め、2割負担にすべきとの議論が起きている。逼迫している財政事情を考えれば当然の話だ。
厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」が、「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言」を取りまとめ、公表した。
東日本大震災と東京電力・福島第一原発事故から1年。これだけの時間が過ぎてもなお被災地の復興と原発事故の収束が着実に行われているとは言いがたい。これはわが国トップのリーダーシップ不足、つまりは政治的貧困によるところが大きいと言わざるを得ない。
日系LCC3社が次々とスタートする2012年。既存の航空会社は揺れ、スカイマーク株は半値に下落した。正面から競合する日韓線は、「敗者」を決める消耗戦になる。
現代人のテーマとして、「生きのびること」「サバイバルすること」は、ものすごく重要なテーマだと思うので、「サバイバルのための思考法」というタイトルで連載を引き受けることにした。
東京都は今夏、トラックの燃費格付け制度を開始する。35万台分の実燃費データを収集、評価基準を作った。熾烈なコスト競争で疲弊する運送業界の救世主となるか。