2012年05月01日 10:20
旭化成100%子会社の旭化成建材は、住宅など建物の省エネ需要増を受け、高性能フェノールフォーム断熱材の生産能力を増強する。製造ラインを1.8倍にして2014年4月に稼働を始める。
スウェーデンハウスが千葉県印西市で開発している分譲区画全24区画のうち、分譲住宅4棟のスマートハウスが完成した。エネルギー使用量データでは、CO2を1990年比で70〜96%削減する。
日産自動車は、EV「リーフ」の車両情報を基に、新しい充電スポットの情報を毎日更新して提供するサービスの運用を始める。精度の高い最新情報が分かるようになり、利便性が向上する。
DOWAエコシステムは、シンガポールの貴金属回収・精製工場で本格稼働を始めた。既存の日本、中国の拠点と合わせて3拠点体制を整え、アジアの貴金属リサイクル事業を拡大する。
ミズノは、涼しい肌触りがある「アイスタッチ」と呼ぶ涼感素材を採用した商品を今夏も展開する。下着やワイシャツなどを販売し、節電・クールビズ用に前年以上の販売拡大を目指す。
デンソーは、自動車内をゾーンに分け、ドライバーのみの時は運転席だけ空調できる世界初の省エネ型カーエアコンシステムを開発した。使用エネルギーを2割削減して燃費向上につなげる。
積水化学工業は、大阪市などと共同提案した下水管から熱を回収・活用する技術が国土交通省の実証事業に採択された。同市の下水処理場にシステムを設置して実証し、利用拡大を目指す。
東レは、ポリ乳酸繊維を使った砂漠の砂の移動防止と緑化の実験を、中国で同国の砂漠緑化を推進する学会と実施する。北京近郊などを対象に行い、2015年3月をめどに成果をまとめる。
三菱電機は、2014年度までのグループの「第7次環境計画」を策定し、活動を始めた。製品使用時のCO2排出量を2000年度比27%削減するなど製品と生産時の両面でCO2排出削減の拡大を進める。
AGFは、全てのオフィスを対象に、電力需要抑制プログラムを年間を通して実施する。6〜9月の夏季は、さらに踏み込んで展開。今夏に予想される全国的な電力供給不足に対応する。
富士電機は、業界で初めてとなるEV急速充電器用のコイン課金装置を発売する。EV利用者は会員登録不要で急速充電サービスを受けることができるようになる。自販機技術を応用した。
東京ガスは、子供向けの職業体験施設「キッザニア東京」の公式スポンサーとなり、「エネルギー会社」パビリオンを出展する。ガスの重要性を伝え、エネルギーを考える機会を提供する。
シャープは、自社の太陽光発電システムとセットで使う「エコキュート」と、太陽光発電、エコキュートのリモコン機能を統合して使い勝手を高めたマルチエネルギーモニターを発売する。